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今週、富山で木造の耐震補強技術の講習会が開催されました。
主に寺社建築など伝統構法の話だったので住宅に直ぐに役立つというわけではありませんが、能登半島地震の調査結果の報告では兵庫県南部地震以来同様の指摘部分もあり、是非、皆さんにも知っていただきたくて 報告することにします。その内容は・・・・
・被害を受けた住宅は、1階の耐力壁・要素が少ない。なおかつバランスが悪い。(特に商家。農家民家は少ない)
・増改築された建築物が多い。しかし、構造的バランスを考えた増改築ではなかったため、一部のみが補強された事によって、かえって被害が大きくなっている場合もある。
キーワードは“バランス”です。・・・・アキの耐震セミナー開講です。
今日は木造住宅の構造計画に大事な三つの言葉を紹介します。
それは、 「壁量計算」「壁バランスチェック」「N値計算」です。
「壁量計算」・・・建物に横からかかる、地震時に発生する水平力(地震力)及び、台風時に発生する水平力(風圧力)に建物が耐えられるような耐力壁がちゃんと必要なだけあるかどうかのチェックをします。
「壁バランスチェック」・・・建物の重さの中心を重心といい、地震力などの力に対抗する建物の強さ・堅さの中心を剛心といいます。両点のずれる値が大きいほど建物は大きくねじれて崩壊する可能性が高くなります。
「N値計算」・・・地震のときに柱にかかる引き抜き力を計算する略算方法のひとつです。この「N値計算」で柱にかかる引き抜き力を計算した上で、建物が地震に耐えるために必要な金物の位置や数、種類を計算します。
次回から、それぞれについて、もう少し詳しく説明をしますね。
もしも解り辛い時や、意見を言いたい時には是非に “問合せコーナー” からどしどしコメントくださいね。よろしくお願い致します。 加藤 明博
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