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キーワードは“バランス”だと言う事を前回のコラムでお伝えしました。しかし、そのバランスの前に、大事な条件があります。それが、充分な耐力がその建物にあるかどうかの「壁量計算」チェックです。
「壁量計算」・・・建物に横からかかる、地震時に発生する水平力(地震力)及び、台風時に発生する水平力(風圧力)に建物が耐えられるような耐力壁がちゃんと必要なだけあるかどうかのチェックをします。
もう少し、詳しく説明をしますね。
建築基準法の壁量計算のやり方です。
a)地震力に必要な壁量
壁量計算(地震時)
震力による壁係数(cm/㎡)は、建物の階数・建物の重さによって定められています。各階の床面積に壁係数を乗じて得た長さだけ、建物のX方向・Y方向のそれぞれの方向に壁が必要です。
(例えば、屋根の重い建物は地震の時に大きく揺れるので、大きい係数となっています。)
b)風圧力に必要な壁量
壁量計算(台風時)
圧力による壁係数(cm/㎡)は、風の強い地域と一般地域の2種類があります。各階のX方向・Y方向のそれぞれの外壁見付け面積に壁係数を乗じて得た長さだけ、各方向ごとに壁が必要です。
(特に細長い建物は要注意です。風を多く受ける面が多ければ多いほど、抵抗する壁の長さが多く必要です。)
**壁量計算。必要な壁の量は、床面積と、外壁面積で決まる。
a)やb)にて計算した必要壁量は、壁の強さを1(壁倍率1.0)としての必要な壁の量です。壁に筋かいや合板を貼ることで、壁の強さを増すことができ、その強さを建築基準法で0.5倍率から最高5.0倍率までの間で定められています。
耐震性を確保するために、耐力壁(筋かいや合板貼り等)を設け、地震力や風圧力から求められた必要な壁量以上を確保するようにします。
**壁倍率を計算して、必要壁量以上を確保する。
解りにくかったですか??・・・もしも解り辛い時や、意見を言いたい時には是非に “問合せコーナー” からどしどしコメントくださいね。よろしくお願い致します。 加藤 明博
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