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「耐力壁はバランス良く配置しなければならない・・」これは誰もが知っていることです。今回は、そのバランスをチェックする方法について説明します。
その方法には、「1/4計算法」と呼ばれる簡易的なバランスのチェック法と「偏心率」を求める方法とがあります。
具体的に説明する前に、事前勉強を先ずやっておきましょう!
■「重心」と「剛心」について
重心:建物の重さの中心のこと
剛心:建物の抵抗する強さの中心のこと
建物にかかる力の中心と、抵抗する力の中心がずれると、そこに“ねじれ”が生じて建物に損傷を与えるわけです。もっと簡単に言うなら・・・・
「重心」と「剛心」が近ければ近いほどねじれにくく、地震にとって強い家に、離れれば離れるほど、地震でよじれやすい家になるということです。
■「偏心率」
「偏心率」とは、「重心と剛心のへだたりのねじり抵抗に対する割合」と定義されています。偏心距離から導き出されますので、当然、偏心距離が長ければ偏心率も大きくなります。
建築基準法では木造住宅の偏心率は0.3以下としなければならないと規定されています。
■「1/4計算法」
「1/4計算法」はこの【偏心率0.3以下】をクリアするための簡易計算法です。
① 平面上で各階各方向ごとに外側から1/4ずつの範囲を設定
② 両端の範囲内の充足率(存在壁量/必要壁量)を比べる。このとき、双方が1以上であればOK
③ 片方でも1未満であれば、小さいほうの数値を大きいほうの数値で割って0.5以上であるかの確認をする。
③のように範囲内の充足率が1を超えなかった場合には両端のバランスをチェックしますが、②で1以上となりOKとなってしまった場合はバランスのチェックは必要ありません。
図面とか見ながらのほうが解りやすいですよね。・・・・たぶん、解りにくかったかもしれません。スイマセンです。・・・もしも解り辛い時や、意見を言いたい時には是非に “問合せコーナー” からどしどしコメントくださいね。よろしくお願い致します。 加藤 明博
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