コラム

 

 

自給率・・・22.6%

2008年7月22日

よく記事になり、みんなが大きな感心を持ったニュースで、こういうのがありましたね。
『日本の食糧自給率がついに40%を切って39パーセントに!』

ところが、木材の世界ではそれどころではなかったのです。昭和60年にはまだ35.6%あった自給率は平成に入り20%を切り18%台に落ち込んでいました。

林野庁が6月30日に発表した内容によると、昨年(平成19年)の木材(用材)自給率が対前年比2.3ポイントアップの22.6%に上昇したとのこと。

これで、17年以降3年連続の上昇。これは、国産材の供給量が5.8%増加したのに対し、外材の輸入量が7.9%の減少となったためと考えらます。・・なるほど国産材の利用は多少増えているのですが、この分母(木材総需要量)が減ることによって木材自給率は上がるという現象がおきているのです。

ですから、決して手放しで喜んで良いものではないのです。

しかも、国産材需要の増加を支えているのは、42.7%増となった合板業界です。一般の製材用材はそんなに増えているわけではないのです。確かに、衰退の一途をたどってきた今までの日本の林業から考えれば、北洋材の高関税等、追い風が吹いているのは事実です。しかしながら、やはり製材用材の売行きと価格が伸びないと、国産材業界、山主は元気が出ないでしょう。

国産材業界、山主が元気になり、林業が再生しなければ、何時まで経っても木材の良さを世間には伝えられない!まして、地球温暖化にも役に立てる『再生可能な林業』などとは決して言えない。

・・・・今が、まさに今後の林業・国産材利用拡大の正念場となるのではないだろうか!
 

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