2022年03月14日、小矢部市末友にて古民家鑑定を行いました。規定のチェックリスト(調査票)を元に、ヒアリングや目視等によって古民家の状態を鑑定します。

今回は木造住宅簡易鑑定の認定資格を持っている小矢部市シルバー人材センターから4名が参加しました。富山県古民家再生協会の理事を務める加藤が講師となっての実技講習です。

会場となったN様邸には、約3間×3.5間の枠の内(広間)があります。”枠の内”の中でもこれだけ大きなものは珍しいのではないでしょうか。

こちらの板戸には1枚ものケヤキが使われており、みなさん感心していました!

スケールや下げ振りを使って傾きを確認、雨漏れ等を確認等を行いました。鑑定書付の古民家となります。

空き家活用や高齢者の活躍の場として、メディアからも注目されており、新聞各社・TV局から取材も受けました。

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今年1月まで実際にN様が暮らしておられました。お一人で生活するには広すぎる家(延べ面積が約320㎡もあります!)、管理も大変ですし、下の代にも大変な思いをさせたくないというお気持ちから、今回手放すことになりました。

築150年近くなる”アズマダチ”の歴史ある古民家です。壊すのではなく、新しい住まい手を募って次世代に受け継がれることを願うばかりです。今後、小矢部市の空き家バンクや古民家住まいるに掲載されるので、興味のある方は要チェックです◎

参考▶『小矢部市空き家バンク』ホームページ
参考▶『古民家住まいる』ホームページ

居間には、以前(株)アキで施工させていただいた薪ストーブがありますよ~!

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