ご自宅のリビングの広さはどのくらいでしょうか?4人家族の我が家(K邸)はLDKで16畳、リビングのみでいうと8畳ほどの広さです。リビングに4畳の土間玄関がオープンで隣接、加えて勾配天井なので圧迫感は感じませんが、ゆったりと過ごすには少し狭く感じることも。

家族団欒の憩いの場であったり、日々の疲れをとる癒しの場であったり…と家の中でも重要なスペースであるリビングについて今日は考えてみたいと思います。

広さの目安

不動産公正取引協議会連合会による表示規約第18条第1項第3号「ダイニング・キッチン(DK)」および第4号「リビング・ダイニング・キッチン(LDK)」に広さ(畳数)の目安となる指導基準が示されています。

居室(寝室)の数 1部屋 に対して LDKの最低必要広さ 8畳
居室(寝室)の数 2部屋以上 に対して LDKの最低必要広さ 10畳以上

※DLの最低必要広さは 寝室1部屋に対して4.5畳、2部屋以上に対して6畳以上

この基準は、あくまでも建物が取引される際にDK又はLDKという表示を行う場合の表示のあり方を示すものなので、この広さにしなければならないという決まりではありません!

単純に考えると、一部屋(一人)増える毎にLDKを2畳分広くすることが目安といえそうです。

広々としたリビングのメリット・デメリット

広々としたリビングは心身共に開放的になれます。また陽の光が入る明るいリビングは、子供たちが長く過ごす場となり、家族時間も充実することでしょう。

また、広ければ広いほど一人当たりの面積が増えます。ゆっくりとリラックスするには広い方がいいですよね。K邸の場合だと4人で8畳なので、一人当たり2畳分のスペースが配分されます。…ですが、実際には家具家電や小物雑貨類があるので、もっと狭いです。

ただリビングを広くすると、他の部屋が広くとれなくなったり、空調の負荷が大きくなるといったデメリットもあります。敷地には限りがあるので、リビングと他の部屋とのバランスも大事です。また、吹抜けや勾配天井、リビング階段によって空間が広くなると、空調面で不利になります。断熱性能、省エネ性能も考慮しましょう。

過ごし方や目的に合わせて

フローリングにテーブルと椅子を置いて過ごす椅子座スタイル、畳に座卓や座布団を適に設置して過ごす床座スタイルによって、広さの感覚も変わってきます。

床座の場合、テーブル類が邪魔になるようなら脇に寄せる等して、フレキシブルに過ごすことが出来ます。椅子座に比べて、同じ広さのリビングでも床座の方が広く使えます。どこでも座ることが出来るので、来客にも対応しやすいです。また視点が低くなるので、部屋を高く感じることが出来ます。

その点から見ると椅子座は不利ですが、椅子の方が立ち座りの動作は楽になります。膝や腰が悪い方や妊婦さんには椅子座のスタイルの方がメリットは大きいでしょう。また、在宅勤務に合わせてリビングで仕事をする場合や、子供たちの勉強スペースとして活用する場合も椅子座の方が姿勢を維持しやすいです。

まとめ

各々、理想とするリビングの広さは違うと思います。広さだけでなく、家族の人数や過ごし方に合わせて、また家全体のバランスも考慮して癒しの場となるリビングを計画しましょう!

 

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